みなさん、【事業化集団 環境】という組織は聞いたことがありますか?
というより、こんな経験はありませんか?
その時はどこにも連れて行かれなかったけど、なんか意気投合してLINEを交換したらランチに誘われた
梅田や、東京だと新宿や渋谷など繁華街で声をかけられたけど、あれなんだったんだろ?と思っている方へ、流行っている『事業化集団・環境』という組織が存在することをお伝えします。
この記事の結論としては、以下の通りです。
勧誘された私の実体験(入会などはしていないです)と共にお伝えします。
生まれも育ちも大阪のわたしが、梅田で暇を持て余していた時に、偶然勧誘を受けました。
その人たちの特徴や、何を話されたのか、手口を書いていきます。
そもそも【事業化集団 環境】とは?
一言で言うとマルチ商法でしょうか。こんな感じだそうです。
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その日はそこで解散、後日連絡がきて「ランチに行きましょう」
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2以上対1(自分)でレストランなどに入り、『事業化集団 環境』などの組織に誘われる
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ゆくゆくは活動費用として、リーダーや師に月に10万以上も支払うという生活を送る
これ以上詳しいことはないのでは?と思った記事を発見しました。
↓『事業化集団 環境』の活動内容の詳しい情報は元メンバーの方のブログをご覧ください。
https://kazublog.site/entrepreneurial-environment/
【事業化集団 環境】こんな人は注意
「なんか怖そうだし絶対話とか聞かない!」って思っていませんか?
下記に該当する方は注意した方がいいかもです。
社会人になったけど、遊べる友達が欲しいなと思っている人
意識高い系(意識は実際低いかも?)の人
順番に説明します。
地方出身で東京や大阪など友人の少ないところに引っ越してきた人
知り合いの少ないところに引っ越してきた人は、寂しさから引っかかりやすい人もいるかも知れません。
友達がいないところに引っ越してきたら、友達は欲しいですよね。
実際に、私を勧誘してきた2人組の1人、Hさんは実際に徳島県出身の方でした。
参加している本人は「色んな人と知り合えて楽しい」と語っていたことから、やはり知らぬ土地にやってきたら「誰かと出会いたい」と思うのでしょう。
社会人になったけど、遊べる友達が欲しいなと思っている人
社会人になって、友達を作るのってなかなか難しいので、何らかの手段で友達作ろうとしますよね。
社会人サークルや、オンライン作業会から知り合えたらいいな…などとも思いますよね。
『事業化集団 環境』でも同じように人と知り合える仕組みです。
実際、私は読書会などを開いているとHさんから聞き、読書会いいなと思いました。
友達を作ろうとしているとき『事業化集団 環境』ということを知らなければ、少なからず興味は湧きますよね。
意識高い系(意識は実際低いかも?)の人
どうにか人生を好転させようと、先駆者の知恵を探るべく、ビジネス書を探して読みますよね。
読書をし慣れていない人ほど続けようとするけど、なかなか続かなくて「仲間欲しいな」と思いますよね。
本屋さんから出てきた、そう思っているあなたに彼(彼女)らは話しかけてきます。
実際私が本屋さんから出てきた時に話しかけられました。
『読書会をしていて、みんなで月に何度か集まって読んだ本の感想とかをシェアするんです!』
と言われたら、つい興味を持ってしまいませんか?
話しかけられた時の具体的な手口
私は入会はしなかったので、途中までになりますが、実際に遭った手口です。
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話し込む
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LINE交換
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後日ランチの設定
街頭アンケート
私が彼女たちに話しかけられた時は、おそらく梅田の大きな本屋さんから出てきたのを見られていたのでしょう。
私は暇していたので、OKしてアンケートに答えてみることにした。
アンケートはGoogleのお問合せフォームを使ったものでした。
一番感動した本や、感想などを書く枠がありましたが、「テキトーに書いて」もいいとのこと。
話し込む
私がアンケートに回答を入力する中、横から彼女たちがめちゃくちゃ話しかけてきて、アンケートの記入がなかなか終わりません。
終わらないどころか、相手が音楽好きだと分かり、アンケートそっちのけで普通に音楽ファンとしての会話をして完全に意気投合していました。できればライブ会場で出会いたかったな。
LINE交換
アンケートも適当に書き終わり、音楽の話でめちゃくちゃ盛り上がったのでLINEを交換してしまいました。
ランチの設定
翌日になり、昨日LINEを交換したHさんからランチのお誘いが来ていました。
その時、これどこかでみたような。とすぐにマルチ商法の手口を思い出しました。
ぶっちゃけ音楽は私は大好きなので、普通に行ってしまう可能性もありました。
しかし数ヶ月前にマルチ商法のYouTubeをみまくっていた私はそれを断りました。
【事業化集団 環境】勧誘してきた人ってどんな人だった?
特徴としてはこんな感じでした。
身元がグレー
グループの活動のサイトを見せてくれた
とにかく気さくな雰囲気
カウンセラーか?と思うほど、自己承認欲求を満たしてくれる話し方でした。
あと、やたらと褒めてくれます。
後から思えば「その聞き手力、別の仕事で活かしたらいいのに…」思いつつ会話を楽しんでいました。
※自己肯定感の低い人はめちゃくちゃ快感を得られるので、一度試してみると…よくないか…
身元がグレー
ガッツリアンケートされたので、どういう会社なのか気になり、身元を質問してみました。
私が期待していた答えは『株式会社〇〇所属 〇〇部の(名前)です』でした。
しかし、実際ははっきり答えてくれず、『出版社に依頼されている会社ではないんですけど、出版社から依頼されているグループなんです』という超グレーな答えが返ってきました。
グループの活動のサイトを見せてくれた
ご丁寧にWixで即興で使ったであろうサイトを見せてくれました。
活動がちゃんとしているものだと証明するためでしょうか。
残念ながらこちらはその手のプロです。(現職:WEBデザイナー)
というか、Wixって無料で誰でも作れるのは有名ですよね。
見せてくれたWEBサイトで怪しいと思ったポイント
入会をさせようとする割に『お問合せ』の設置がない
LPでもないのに、下層ページがない(トップページに下層に入るべきであろう情報を詰めている)
その他にもWEBサイトを見慣れている人であれば気付くであろう違和感がめちゃくちゃありました。かなり怪しい。
色んな話かけられパターン
私は今回は梅田でしたが、それ以前にも声をかけられたことがあります。
他にも調べてみたら色んな事例があったので、まとめておきます。
男女二人組「この辺りにおいしいラーメン屋さんを知りませんか?」
男性二人組「この辺りでおすすめの居酒屋さんってありませんか?」
女性二人組「この辺りでおいしいケーキさん知らないですか?」
比較的警戒されないような質問をしてくるのが分かります。
あなたが答えた後「教えてもらったお礼に、ご馳走させてください」と言われます。
知らない人にはついて行かない
幼い時に誰しもが何回も聞いたであろう「知らない人にはついて行かない」が大人でも通用します。
もしかしたら、本当にお店が知りたい人かも知れないので答えてもいいと思います。
それ以上の誘いに乗ったり、何かの話で盛り上がった時に連絡の交換をするのはやめておきましょう。
まとめ
今回は【事業化集団 環境】についてお話してみました!
街中で声をかけられたら最低限のことを答えて、その場を去る。もしくは全てを無視。
これが勧誘に引っかからない方法でしょう。
Twitterには【事業化集団 環境】のような組織を撲滅させようとしているアカウントも複数存在し、いいねしてくれます。
シェアし、されることによって被害の状況が世の中に出回り、未然の防止に役立ったりします。
もし、あなたが変な人たちに会ったな、大丈夫かな…と思った方は誰かにその出来事を話すか、Twitterなどで呟いてみてください。